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2008年05月20日

イカ焼き?

「被炒鱿鱼」という表現をご存知でしょうか?

「鱿鱼」は「イカ」で、「炒鱿鱼」を文字通り訳すと「イカを焼く」です。屋台で売っているイカ焼きを思い出させてイカの焼ける美味しそうな臭いを思い出してしまうのですが、そんな生易しい意味ではありません。

実は、これで「首になる」という意味になります。イカ焼きがなぜ首につながるのでしょう?首になったら屋台を引いてイカ焼きを売り始める人が多いから・・・ではありません。

日本ではちょっと考えられないことですが、中国では会社に勤めるときに割りと最近まで布団を抱えて入るのが当たり前だったそうです。布団を丸めて家から担いで持ってきて会社に入り、そこで寝泊りして暮らしていたそうです。

さて、会社で寝泊りしていた人が首になったらどうなるでしょう。そう、布団をもう一度丸めて会社を出て行くことになります。この「布団を丸める」というのが、ちょうどイカを焼いたときに丸まるのと似ているため、「被炒鱿鱼」という表現ができたそうです。

面白いのは、今では布団を担いで入社するようなことはなくなっているのですが、にもかかわらずこの表現が中国でよく使われているそうです。日本では解雇を「リストラ」と本来の意味からずれた横文字で表現することがよくありますが、習慣がなくなっても以前からの表現を使うほうがまっすぐ現実を表しているように思います。勢いのあった中国経済もかげりを見せ始めている、それがこうした表現がよく使われるようになった背景にあるのかもしれません。

投稿者 管理人 : 14:12 | コメント (0)