サッカーで学ぶ中国語
第十六回 試合というのは、強い気持ちを持ったほうが勝つ。
- 老師、イエメン戦ははらはらしました。
- ぎりぎりだったね。
- ちょっとジーコ時代を思い出しましたよ。
- そう簡単には変わらないよ。
- 時間がかかりそうですね。じゃあ今日もオシム語録からです。
1. 試合というのは、強い気持ちを持ったほうが勝つ。
2. 骨折したら試合に出てはいけないのかい?
3. サッカーはひとりの人間がすべてを知っていることはあり得ません
- ふむ。ちょっと難しいね。どう?
- ええと、試合は「比赛」、「強い気持ち」は「强大心意(qiang/ da` xin- yi`)」でいいんでしょうか?
- 「心意」は意味が違うよ。日本語で言うと「心遣い」ぐらいの意味になる。この意味だと「坚强(jian- qiang/)的意思」がいいね。
- では「比赛是有坚强的意思的」ですね。
- 「有」は強調して「具有(ju- youV)」のほうがいいね。
- そういう表現があるんですか!初めて知りました。「持ったほう」は「持ったチーム」なので「的队」でいいのかな。
- それでもいいよ。もっと日本語に近い感じだと「的一方」だね。
- では「比赛是具有坚强的意思的一方得胜」ですね。
- うん、それでもいいけど「才能得胜」としたほうが意味がよく伝わるね。
- 「やっと勝てる」とするんですね。そうすると、こうなりました。
1. 比赛是具有坚强的意思的一方才能得胜。
2. 骨折したら試合に出てはいけないのかい?
- これはどういう文脈なんだろう。
- オシム監督のジェフ時代に、巻選手が手を骨折していても、出場させたことがあるんですよ。
- へえ、すごいねえ。
- 「骨折」はそのまま「骨折(guV zhe/)」 でいいんですよね。
- そうだね。
- 「試合に出る」は前にも出てきました。「参加比赛(can-jia- biVsai`)」ですね。
- そのとおり。
- 「骨折了,不可以参加比赛吗?」でしょうか?
- うん、ほぼよいけど「骨折了,就不可以参加比赛吗?」としたほうがいいよ。
- そうか。こういうときに「就」を使うんですね。
2. 骨折了,就不可以参加比赛吗?
3. サッカーはひとりの人間がすべてを知っていることはあり得ません
- これはまず「一个人」で始めた方がいいよ。
- 日本語と順序を変えて「一个人」を主語にするんですね。「あり得ない」はどういうのかな・・・
- うん、「不可能」を使うんだよ。
- そうか!「不可能知道」ですね。
- 很好。
- そうすると「不可能知道足球全部(quan/ bu`)」でいいんでしょうか。
- そうだね。付け加えると「完全知道关于(guan- yu/)足球全部」としてもいいよ。
- では、こうなりました。
3. 一个人(完全)不可能知道关于足球全部。
- うん、そうだね。
- 2のように主語がなくてもそのまま訳せるものがあるんですね。
- そう、中国語でも主語が一般的な人を示す場合はなくてもいいんだよ。
- 日本語に近いと作りやすいですね。
- 3のように日本語と主語が変わるものもあるけど、まずは日本語の順序で考えたらいいよ。
- そうですか。なんかできそうな気がしてきました。
- じゃあ、次はばっちりだね。
- いけますよ!・・・たぶん。
注1:オシム語録はジェフユナイッテド市原・千葉オフィシャルサイトのページを参考にしております。
注2:アイコンはHOMEPAGE GARO様のものを使わせていただいています。どうもありがとうございます。